Mノート



携帯電話・スマートフォン用ソーラーチャージャー
更新日: 2021-07-25 20:36:22
どの携帯電話・スマートフォン用ソーラーチャージャーがおススメかのまとめ
affiliate
ソーラーチャージャー +
ソーラーチャージャーとは?
キャンプや登山など、防災用品としても需要が高いソーラーチャージャー。ソーラー充電器とも呼ばれ、折りたたみタイプやコンパクトタイプ、発電性能の違いなどがあります。
 
ソーラーチャージャーとは、太陽光を利用して発電する充電器を指し、ソーラー充電器とも呼ばれています。住宅の屋根などに設置しているソーラーパネルを小型化したようなものから、モバイルバッテリー機能が搭載されているものまで、その種類はさまざまです。

ソーラーチャージャーは太陽光さえあれば発電が可能であるため、キャンプや登山などのアウトドアシーンはもちろん、災害などで停電した際にも活用できます。一方で、曇りや雨の日などの、太陽光が著しく弱い環境下では発電に時間がかかってしまうのがデメリットです。

また、ソーラーチャージャーの発電性能はパネルの面積と電力への変換効率に左右されるため、大型のソーラーパネルほど発電性能が高くなる傾向があります。しかし、その分持ち運びが難しくなるため、発電性能とサイズのバランスを考慮し、自身の目的や用途に沿ったものを選ぶことが大切です。
日帰りハイキングや普段使いなら「コンパクトタイプ」
モバイルバッテリーにソーラーパネルがついている「コンパクトタイプ」は、太陽光を利用した充電ができるうえ、通常のモバイルバッテリーと同様にコンセントからの充電も可能です。また、軽くて小型の商品が多いため、携帯性に優れています。

一方で、ソーラーパネルが小さく、折りたたみタイプと比べて発電性能は低い傾向があります。基本的にはコンセントから充電することを前提とし、補助的な機能と捉えたほうがよいでしょう。
 
ソーラーパネルの一部分だけでも紙などで覆われていると充電効率が極端に落ちるため、使用時はしっかりとソーラーパネルを太陽にあてるようにしましょう。
発電性能
ソーラーパネルの変換効率は約25%を目安に選ぼう
 
効率的な充電をするには、ソーラーパネルの「変換効率」に注目しましょう。変換効率とは、太陽光が電力に変換される割合のことであり、この数値が高いほど効率的な充電ができます。

現行の商品における最大の変換効率が25%程度であるため、購入時はこの数値を基準にし、変換効率がより高いものを選びましょう。
より早く端末を充電するなら、アンペア値は2.1A以上がベスト
 
アンペア値とは、出力される電流の強さを表す数値であり、この数値が大きいものほどより早くスマホやタブレットなどの端末へ充電が可能です。

現在販売されている商品のアンペア値は、1.0A・1.5A・2.1A・2.4A・3.0Aが主流ですが、2.1A以上であればより短い時間で充電できるでしょう。

合計出力値が3.0Aの商品に端末を2台接続すると、出力値はそれぞれ1.5Aずつとなります。そのため、接続する端末を急速充電したい人は、USBポートごとの最大出力値が決まっているタイプを選ぶようにしましょう。
蓄電可能なタイプは、電池容量が20,000mAh以上を目安に選ぼう
 
蓄電機能がある場合、電池容量は20,000mAhあれば十分でしょう。それでもバッテリー切れが心配だという人や、アウトドアシーンで頻繁にスマホやタブレットを使用するという人は、必要な充電回数を目安にし、余裕のあるバッテリー容量があるものを選びましょう。

バッテリーの変換ロスを考えた場合、実際に充電に使用できる電力はバッテリー容量の6〜8割程度です。たとえば、バッテリー容量が20,000mAhの場合、実際にスマホなどへの充電で使用できるのは12,000〜16,000mAh程度になります。
本体の充電と給電が同時に行えるパススルー充電機能があるかチェック
 
コンパクトタイプのソーラーチャージャーのなかには、本体の充電と給電が同時に行えるパススルー充電機能を搭載している商品があります。この機能がついていれば、スマホやタブレットへ給電しつつ、同時並行でソーラーチャージャー本体の充電ができて便利です。
安全性に考慮したPSEマークがついているかを要確認
 
ソーラーチャージャーはリチウムイオンバッテリーを内蔵したものが多く、安全性の確保は必須事項です。電気用品安全法に基づく技術基準に沿った電気用品安全法(PSE)適合性検査に合格している商品には、本体にPSEマークが記載されているため、PSEマークがあるかどうかを確認しましょう。PSEマークはひし形と丸形の2種類があります。ひし形は政府で認定された検査機関の検査を通過したもので、丸形は自主検査または任意の外部機関で検査したものになります。そのため、ひし形のPSEマークの方が信頼性は高いといえるでしょう。
使いやすさ
折りたたみタイプのソーラーチャージャーのほとんどが曇天時の条件でも発電
 
モバイルバッテリー機能を搭載しているコンパクトタイプは、いずれの商品も全くといっていいほど発電できませんでした。これは上述した理由と、もともとの太陽光発電性能の低さによるものと推測できます。


発電性能を重視する人は、折りたたみタイプかつソーラーパネル部分の面積がなるべく広いものを選ぶことをおすすめします。
ALLPOWERSソーラーチャージャー
AP-18V60W
出典:https://www.amazon.com/ALLPOWERS-Foldable-SunPower-Charger-Technology/dp/B00RFCVR62
 
1時間あたりの発電量は725mAhでした。曇天時と同様の条件下でこれほど発電できたため、晴天時にはさらなる発電が期待できるでしょう。

折りたたむ回数がやや多かったですが、慣れればそれほど問題なく準備・後片付けが行えました。また、マジックテープで固定するタイプではあるものの、それほど力を要することなく快適に開閉が可能です。さらに、展開時のポートの位置も問題なく、スムーズに差し込めました。

また、展開時のサイズからは想像できないほどコンパクトにまとまり、バックパックにしっかりと収まるため、持ち運びのしやすさも非の打ちどころがありません。

発電性能と使いやすさの両面において非常に優れている商品であるため、ソーラーチャージャーを求めているすべての人の第一の選択肢となるでしょう。
ソーラーチャージャーを効率よく使用するコツは?
ソーラーチャージャーの発電効率を最大限に引き出すのに重要なのが「角度」。ソーラーパネルに対して直角に光をあてることで、反射によって逃げてしまう光を抑え、より多くの光を用いて発電できます。
 
ベストバイ・ソーラーチャージャー きわめて優れた発電性能と使いやすさ。

コメント